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【カミオーカー】 秋田の自殺率も婚姻率も「県民性」でまとめるな!

連投失礼します。秋元@海士町です。
今日のお昼頃、Twitterで見つけたこんなつぶやき。

岩手県の自殺率が秋田を超えるらしい・・・

その流れで、こんな記事を発見しました。

秋田県の自殺対策の中心人物として活躍した秋大医学部の本橋先生の記事です。
秋田県は寺田元知事の時代から積極的に自殺防止に取り組み、
2001年から4年間で47%も自殺者を減らすという成果を出すに至っています。

僕がこの記事で注目したのは、本橋先生のこの言葉でした。

 県民性というよりも、社会的な構造変化が秋田に起こったからだと思います。
 昭和20年代や30年代は、東北は決して他に比べて自殺率は高くありませんでした。
 よく言われることですが、自殺には"孤立"が大きく関わっています。
 私が見る限りでは、過疎化が進み若者人口が減少する中で、
 秋田の高齢者はやや孤立した方が多い印象があります。
 かつては人間関係での問題にしろ、調整してくれる誰かがいたんでしょうが、
 秋田でも核家族化が進んでおり、孤立の中で悩みを深めてしまうようです。

県民性」よりも、「社会的な構造変化」。
ついつい「秋田県民は○○だから・・・」と一括りで説明したくなりますが、
そんなことを言ってしまっては何の解決策も生まれません。
(秋田県民の性格を変えなければならないなんてどだいムリな話!)
そうではなく、何らかの社会構造の変化がもたらした影響ではないか、
と考えることで、はじめて「解決すべき問題」が見えてくると思うのです。

で、これと同じ話って、「婚姻率」にも言えると思うんですよ。
秋田県の婚姻率は9年連続で全国最下位なんですが、
その理由について「秋田県民はシャイだから・・・」なんていう声が驚くほど多い。
それが間違っているとまでは言いませんが、婚姻率を本当に改善する気であれば、
「県民性」に原因を求めるのは"不適切"と言わざるを得ません。

「婚姻率」が下がるということは、結婚しない/できない原因があるということ。
この原因を取り除かない限り、根本的な解決にはなりません。
「たばこのポイ捨てが多いのはモラルが下がったから」とすぐ結論付けてしまうと、
「実は分煙が進んでおらず、喫煙スペースがない」という原因には気付けないのです。

「問題解決」の前に、「問題発見」が重要です。
「県民性」でひとまとめにするのは、やめにしてみませんか?


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問題にフォーカスしよう。

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2011年2月16日 このページの先頭へ

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