| 人口: | 1,099,351人 (2009年6月現在) |
| 世帯数: | 397,255世帯 (2009年6月現在) |
| 面積: | 11,434.22km2 東京都の約5.3倍(全国6位) |
| 水稲作付面積: | 1,624,000ha (米の収穫量全国3位) |
秋田県は東北六県の左上(北西)、日本海側に位置しています。
東京駅から秋田駅まで、秋田新幹線「こまち」で約4時間の道のりです。
日照時間は日本一短く、それゆえ秋田県民は肌が白く美人が多いとか。
人口についても見てみましょう。
2009年6月の統計では、戦後初めて県内人口が110万人を下回りました。
65歳以上の人口割合は全国で2番目に高く27.4%。
さらに、人口減少率は全国1位(!)、人口密度は全国45位と、
「課題先進国・日本」において、秋田はその最先端であると断言していいでしょう。
県下自治体は13市6郡9町3村。
秋田はその広さ故に県内では県北、県央、県南とそれぞれ区別することが多く、
実際に家々の文化や方言などは各地で微妙に異なります。
そして、秋田県民はとにかく祭りや行事が大好き!
秋田市の「竿灯祭り」、男鹿の「なまはげ」、日本一の呼び声高い「大曲の花火」、
700年の歴史を誇る「西馬音内盆踊り」、全国的な桜の名所「角館の桜まつり」、
冬の風物詩「横手のかまくら」と、枚挙に暇がありません。
各地の名産・名所も山ほどあります。
日々そこで暮らす人だからこそ知っている、そんな穴場もいくらでもあることでしょう。
私たちは、まだまだ秋田の魅力を味わい尽くせていないのかもしれませんね。
日本の歴史の教科書に「秋田」が登場することはあまりありません。
しかし、もちろんそれが秋田には歴史がないことを意味するものではありません。
秋田の歴史は、文献や遺跡など目に見えるものだけでなく、
古くから継承されてきた人々の生活の中にも残っています。
例えば、きりたんぽ。
秋田の郷土料理としては全国的にも有名ですが、そのルーツには諸説あります。
最も有力なのが、秋田県北部・鹿角地域のマタギの家庭料理であったという説。
ある日、南部の殿様がマタギ(※)の家で串に飯を握り付けて焼いたものを振舞われ、
それが美味であったものだからマタギに料理名をお尋ねになったそう。
特別に名前をつけることも無く当たり前に食していたマタギは答えに窮したが、
その形が槍のたんぽ(鞘のようなもの)に似ていることから、「たんぽ」と答えました。
「たんぽ」を切ったものだから「きりたんぽ」。
きりたんぽは発祥が鹿角、本場が大館ということもあり
県北では家庭料理として特に冬場はよく食べられていますが、
同じ県内と言えども県南の地域ではそれほど頻繁に食べる習慣がありません。
きりたんぽ一つ取ってみても、秋田の持つ歴史的背景、文化の伝承、各地域の特色など
様々な要素が折り重なっていることが分かります。
(※)
「マタギ」とは、カモシカ(現在は禁猟)や熊等の大型獣の狩猟を生業としてきた人たちのこと。
「マタギ」の語源はアイヌ語ではないかとも言われています。
「秋田の人は内向的」とは良く言われること。
初対面の人と喋るのも「しょし(恥ずかしい)」と思う、シャイな秋田県民。
裏を返せば、仲間や家族を大切にするステキな文化を持っています。
例えば。
仕事帰りのお父さん方が「ちょいと一杯」で向かう場所と言えば
居酒屋や赤提燈のイメージですが、秋田は少し違います。
秋田は「日本酒の1人当たり消費量」が新潟に次ぐ第二位。
「10万人当たりの酒屋店舗数」も島根に次ぐ第二位です。
つまり、秋田県民は「お酒は酒屋で買って家で飲む」のが大好き。
海の幸、山の幸、そして一升瓶を持ち寄り
家族や友達、ご近所さんと仲良くお酒を楽しみます。
「家飲み文化」は、内向的とされる県民性の裏返し。
人と人との温かいつながりを創りだしています。
素敵な「秋田文化」を、今一度見つめなおしてみるのもよいかもしれません。
「秋田」と聞いて、みなさんはどんなイメージを抱くでしょうか。
「きりたんぽ」、「なまはげ」、「秋田美人」、「米・酒どころ」・・・。
そのようなキーワードが上がる一方で、なんとなく「元気がない」という印象を持つ方もいるでのはないでしょうか?
そう感じさせる背景として、以上のような秋田の現状があるのかもしれません。
しかも、都市と地域の格差はますます広がっていると言われる時代。
そんな現況が「何か手を打たなければ先が見えない」という不安感・閉塞感にさらに拍車を掛けています。
決して、秋田の現状は楽観視できるものではありません。
だからこそ、一人一人が「秋田の問題は自分が解決するべき問題」と認識することが
もはや"必須"となっている時期と言えるのではないでしょうか。