秋田のIT若手経営者が学生にプレゼン!

アプリ開発や映像制作を手掛ける秋田のIT企業とコンテンツ制作会社が、大学生や専門学校生を集めて、3月22日に秋田の「アイコン(AICoN)祭り」を開催します!

アイコン(AICoN)といっても、パソコンのデスクトップに並んでいるアレではありません。正式には ITとコンテンツ制作会社80数社が加盟する「アキタIT・コンテンツネットワーク」のこと。AICoN祭りは、年に一度の学生との交流会です。

このイベントには、毎年10~20社のIT企業が参加し、一社3分ぐらいで、どんな仕事をしているかなどを学生にプレゼンするのだそうです。IT企業への就職を目指す学生にとってはこんないい機会はまずないでしょう!

AICoNの会長を務める 株式会社フォチューナの八木澤栄治社長は、「 学生が、1週間程度の短いインターンや数十分の会社訪問で企業風土、考え方なんて理解できるはずがありません。もっと学生が若手の社長やスタッフと絡める場所があったほうがいい。だったら学生を対象にした学校祭のような活気ある楽しいイベントをやろう!」というわけで、2015年に第1回アイコン祭りを開催。第3回となる昨年は、 AICoN企業と秋田県内の大学や専門学校から約50人が参加しました。

2017年のアイコン祭り

このイベントで、学生から「前から興味あったんです」とアプローチを受け、その場で就職やインターンとしての採用が決まることも多いそうです。八木澤さんの会社をはじめ秋田県内の企業が何社もこのイベントで正社員を採用したそうです。

秋田では子供がITに触れたり、学生が社長と出会う機会はあまりありません。AICoN参加企業の株式会社エスツーは、小中学生にもITの世界を体験させてあげたいと考え、プログラミングなどのスクールを立ち上げました。

ITの世界では、高校生や大学生が自宅の車庫で起業したりすることがよくあります。米アップルやグーグルもそうして生まれました。才能のある若者を早く見い出して育て、産業集積地から地理的には遠くてもハンデにならないIT産業が秋田に根付いてくれることに期待します。

==第4回AICoN祭り==

◆ 日時:3月22日(木)

◆ 場所:ALVE(アルヴェ)公共棟 秋田市民交流プラザ2F 多目的ホールA

◆ 時間:17時〜19時

◆ 会費:会員及び社会人 ¥1,500、 学生は 「無料!」

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(2018年3月19日)