先端技術で秋田から世界を変える! パワーテックテクノロジー秋田

半導体製品製造の後工程サービスにおいて、
半導体のプロ集団として、より高品質な製品を世界に提供する

秋田の自然に囲まれた場所にある社屋

世界で幅広く使われている半導体製品の製造に携わるパワーテックテクノロジー秋田株式会社(秋田市)を取材してきました!

当社は、台湾に本社を置くPowertech Technology Inc.のグループ企業で、半導体製造の後工程を手掛けています。パワーテックテクノロジーグループは、中国、シンガポール、日本(秋田・会津・熊本)に拠点を有し、半導体のウェハテスト以降の全工程をカバーしています。
世界トップレベルの先端技術で、進化し続ける企業の魅力について余すところなく伺いました
。(取材日:2018年12月4日)

インタビュー

「半導体のプロ集団」として世界をリードする

パワーテックテクノロジーグループは世界各地に拠点を置くグローバル企業

2006年に「秋田エルピーダメモリ株式会社」として事業を開始し、2014年マイクロン秋田株式会社の改称を経て、2017年に現社名となりました。一貫して半導体製品製造における先端・特殊パッケージの開発、製造を行い、時代をリードする先端技術開発を通して、より高品質な製品を提供しています。

取材に応じてくださった皆様。左上が加賀谷代表。

- 会社の魅力を教えてください。

加賀谷代表:半導体業界は、時代のニーズやお客様の要望に合わせて、技術を革新していくことが求められる業界です。
現在はモバイル向けDRAMのパッケージ設計・製造を行っています。当社が設計・製造に携わったDRAMパッケージは、世界トップクラスのシェアを有するメーカーのスマートフォンに搭載されています。

当社は、製品の根幹を成す要素技術のレベルが高く、素早いフィードバックで未然にエラーを防ぐ品質管理体制を構築しています。

半導体後工程のサービスにおいて、世界有数のOSAT(Outsource Assembly and Test)であるパワーテックテクノロジーのグループの一員として、世界トップレベルの技術に関わることができます。急速に普及が進むIoTの分野から車載用製品の製造まで、現代生活を支える技術の最先端に触れ、ビジネス・社会・環境に持続可能な未来を創造し続けることに貢献できます。

台湾出張時の休日に観光した際の様

時代の最先端をリードする「ものづくり」の現場であり、その現場に携わり、成果を目の当たりにすることができるということは当社で働く魅力の一つと言えるでしょう。

充実した福利厚生と報酬制度で社員が安心して働ける環境を

パワーテックテクノロジー秋田は、充実した福利厚生や魅力的な報酬制度が整っています。
こうした環境整備は、働く社員を大切なビジネスパートナーと捉えているからだそうです。

人事教育グループ マネージャーの金沢元さん「秋田にいながら世界の仕事に携わることができます」

- 福利厚生ついて教えてください。

金沢さん:当社は、社員を最も重要なビジネスパートナーだと考えています。すべての社員が、仕事や私生活を楽しめるよう、魅力的で競争力のある報酬、ベストな環境、そして多様な福利厚生施策を提供しております。

具体的には、充実した休暇制度、フレックスタイム制勤務、通勤費補助、社内食堂や無料ドリンク提供などです。休日は年間128日(2019年度)あり、完全週休二日制となっています。この年間休日日数は業界トップレベルの水準です。

働きやすさに配慮したやりがいを得られる職場である

フレックスタイム勤務制は、勤務する時間を業務計画に合わせて自主的に選択決定できる勤務ですが、コアタイムを設け、業務やコミュニケーションに支障が出ないように調整しています。オンとオフをしっかり分けることで、仕事の効率が上がります。また、各オフィスに無料で利用できるドリンクサーバーが置いてあります。

現在、育児中の女性で短時間勤務を利用している社員が3名おり、これまでに男性で育児休暇を取得している社員が3名います。

台湾で行われたパワーテックテクノロジー設立20周年記念式典に出席した時の様子

- 「カフェテリアプラン」とはどのようなものですか?

金沢さん:社員1人に年間50,000ポイントを付与し、多様なプランの中から自由に選べる「選択型の福利厚生」です。社員一人ひとりのニーズに応えたサービスを提供することができます。

- 報酬制度について教えてください。

金沢さん:当社の給与は、地域や業界の中でも比較的優位な水準で、退職金は確定拠出年金と確定給付年金の両方を用意しています。

職務能力に応じた等級制度を採用し、年間パフォーマンス評価の結果をもとに等級の見直しや賃金の改定を実施しています。また、業績や改善活動、特許、社会貢献活動などで顕著な成績が認められた社員を表彰する制度やボーナスプログラムもあります。

若手インタビュー

成田 英史さん(28)
入社3年目/エンジニア/大学院卒

大学では半導体の研究をしていた成田さん。関連する開発の仕事がしたくて入社したのだそう。休みの日はドライブをして過ごす。

「相手にどうしたら伝わるか」ということを意識して仕事をしています。

- 今のお仕事について教えてください。

私は、パッケージ開発を担当する部署で、ダイシング工程以降のパッケージ開発をしています。

- 仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか?

他部署と連携を取りながら、ひとつの製品として仕上げ、量産までもっていけたときにやりがいを感じます。

原田 仁美さん(28)
入社3年目/エンジニア/大学院卒

岩手出身の原田さんは秋田大学を卒業後、大学院で遺伝子工学の勉強をしていた。

当たり前に生活にあるものをつくることに関わりたいと思って入社しました。

- 今のお仕事について教えてください。

私は、品質管理の部署で各製造工程から収集したデータをもとに、工程能力の傾向や異常を捕らえ、不良発生などを予防しています。

- 入社のきっかけは何でしたか?

当たり前に生活にあるものをつくることに関わりたいと思ったのがきっかけでした。福利厚生や待遇がしっかりしているというのも魅力的でした。

- 今後の目標などありますか。

本社が台湾にあるので、英語力が求められます。就業時間中のグループレッスンなどを受講しながら、日々学んでいます。

加賀谷代表からメッセージ

2017年8月 パワーテックテクノロジー秋田創立記念式典で挨拶する加賀谷代表

半導体業界は歴史的にも好不調の波を繰り返してきました。ビジネスを取り巻く環境は厳しい面もありますが、世界をリードする可能性を秘めた市場ですので、自分を向上させたいと思う若者と一緒に、未来を創っていきたいと思います。

自分が学んできた考えや発想を活かしながら、高い目標を持ち、失敗を恐れずに果敢に取り組むチャレンジ精神をもった人は当社で活躍できます。また、チームでの仕事が多いので、相手の考えを理解しながら、自分の考えを丁寧に伝えるコミュニケーション力が求められます。

編集長・みのりの一言コメント

秋田にいながら世界レベルの仕事ができ、充実した福利厚生と報酬制度があるので、安心して働ける環境が整っているなと思いました!

最後に編集部も一緒にパチリ。

会社概要

会社名 パワーテックテクノロジー秋田株式会社
代表取締役 加賀谷 晋司
設立年月日 平成29(2017)年8月
平成18(2006)年に事業を開始、2017年にマイクロン株式会社より現社名に
本社所在地 秋田市雄和石田字山田89番地2
従業員数 358名(男性318人、女性40人)
平均年齢 46.8歳
業種 製造業
事業内容 半導体先端・特殊パッケージの設計開発、製造、販売を事業とし、半導体製造の後工程サービスにおいて世界有数のOSAT(Outsource Assembly and Test)であるパワーテックテクノロジーグループの一員として、主に日本市場のお客様をターゲットに事業を展開しています。
若手社員が所属する職種 技術系総合職:半導体製造後工程における設計やプロセス・材料開発、品質保証、ITやファシリティ管理
事務系総合職:人事・生産管理・資材購買・財務経理など
※未経験の方でも、一定期間の研修があるので安心
※理工系出身活躍中
※必要な資格は入社後に取得
入社後の研修 あり
賞与など 各種表彰金・ボーナス制度あり
福利厚生 ◎休暇制度
・年次休暇
・ファミリーフレンドリー休暇
・勤続休暇
・結婚休暇
・忌引休暇
・看護休暇
・生理休暇
・産前産後休暇
・妊娠通院休暇
・看護休暇
・育児、介護、看護時間休暇
◎短時間勤務制度(育児・介護)
◎結婚・弔慰金制度
◎健康診断制度
◎退職金制度
・確定給付年金
・確定拠出年金
◎カフェテリアプラン制度
◎各種表彰金・ボーナス制度
※詳しくは、HPをご覧ください。
※ご不明な点は、お問い合わせページよりお問い合わせください。
ホームページ http://www.pti-akita.com/ptiweb/jp/index.html
企業PR 当社は秋田の地で、一貫して半導体製品製造における先端・特殊パッケージの開発・生産を行ってきました。秋田の地にいながら世界トップレベルの技術に関わることができる企業であり、これからも時代をリードする先端技術開発を通じ、「半導体のプロ集団」として、ビジネス・社会・環境の持続可能な未来を創造し続けます。

本社所在地

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文:渡部 みのり
写真:竹内カンナ・渡部 みのり